肝臓ガンに限らず、『発熱』は、体内に異物(ガン・病原菌など)が侵入したことにより、身体を守るための防衛反応の働きの一つで、身体を守るために熱を出す、つまり発熱することは、体内の免疫機能を活発にさせる事で、侵入してきた異物の増殖を抑え、退治する働きを持っています。

肝臓ガンでの発熱の経験

肝臓ガンでの発熱の経験にはこんな事がありました。

:まだ肝臓ガンの宣告を受ける前、体調の異変を感じていた頃は、微熱が続くという風邪に似た症状が続いていました。

:肝臓ガンの告知後の闘病中は、中等熱が続いていました。
時には解熱剤を使用することもありましたが、発熱は免疫(細胞)がガンと闘っていたのだと思うと、むやみに熱を下げないことも必要・・・?

:高熱が出た経験もありました。とにかく寒くて震えが止まらない。今、思い出してもゾッとします。

人間の体温

一般的に健康な人の体温は『36.5度前後』と言われています。(もちろん個人差があります)

+微熱 37~37.9度
日常生活は出来る。風邪に似た症状

+中等熱 38~38.9度
日常生活の歩行、外出などの活動は何とか出来る
身体がふらつく、頭痛、寒気を感じるなどの症状が現れる

+高熱 39度以上
日常生活が困難

ガンと発熱:元末期がん患者の経験