がんの検査方法の一つとして【腫瘍マーカー】の血液検査があります。

腫瘍マーカーは、悪性腫瘍(がん)の早期発見の指標となる検査で、タンパク質などの物質が血液中に増加していないかを調べます。

ちなみに、がんを患っていたとしても、時として腫瘍マーカーの検査で検出されない事があるそうです。

また、がん以外の疾患でも腫瘍マーカーが増加する事もあるので、腫瘍マーカーの検査時は画像検査などを組み合わせて判断する方が望ましいようです。

腫瘍マーカーの種類

腫瘍マーカーはガンの種類によって判断基準の数値が異なります。

※見えない場合、横にスクロール出来ます。

ガンの種類など
AFP
基準値:10ng/ml以下
肝細胞がん、転移性肝がんで高くなる。
CA15-3
基準値:30U/ml以下
原発乳がん、再発乳がんの治療効果の判定や経過観察が主なようです。
CA19-9
基準値:37U/ml以下
膵臓がんをはじめ、胆道がん、大腸がんなど消火器がんなどで高くなる。
CA125
基準値:35U/ml以下
卵巣がん、膵臓がんなどで高くなる。
CEA
基準値:5ng/ml以下
大腸がんなどの消火器がん、肺がん、卵巣がん、乳がんなどで高くなる。
AFP
基準値:40mAU/ml未満
肝臓がんの発見や経過観察にAFPと併用するようです。
PSA
基準値:3.5ng/ml以下
前立腺ガンが主で経過観察に重要。

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私の腫瘍マーカー

私が受けた血液検査の腫瘍マーカーは【AFP】で【基準値:10ng/ml以下】に対し、《6,180》という高い数値でした。

実際の血液検査結果(闘病記ブログより)



『もしかして?』と体調に不安を感じるような事がある方は、少しでも早く病院で検査を受ける事をお勧めします。

腫瘍マーカー検査:元末期ガン患者の経験