ガンに負けないために、自分なりに情報を集め、知識を持つことはとても大切だと私は思います。

日本人が亡くなる病気で【がん】が1位になってから、もう何年になるのでしょう?

最近の情報として、日本人は毎年、約80万人の方がガンを患い、約36万人の方がガンで亡くなっていると言われています。

その事を考えますと、【2人に1人の人がガンで亡くなる】ということになります。

医療技術は年々進歩していると言われますが、『ガンが治る人と治らない人の違い』は何なのでしょうか。

ガンは早期発見、早期の治療が何よりも大切だと言われますが、私自身、末期がん(肝臓がん)を患った経験者として、元がん患者として、本当にその通りだと思っています。

私は結果的にガンの治療を受けることは無く、自分自身の治癒力(免疫力)で末期の肝臓がんを克服する事が出来ましたが、闘病中は、決して順調ではなく、命を賭けた闘い、本当にいろいろな事がありました。

2005年11月に末期の肝臓がんを克服してから、おかげさまで再発もなく、今日に至っています。

この間、私自身の末期ガン闘病記としてブログを立ち上げてから、多くの方とガンに対していろいろな悩みや疑問などについて、話しを聞いたり話したりすることで、私自身もガンに対して勉強になりますし、私なりの知識としても蓄積されていきました。

私の末期がん闘病記ブログ



後悔の無い治療を受けるために

その中で私が感じたことは、治療を決める時には、後悔のない治療とするために、自分のガンの進行などを十分に理解して情報を集める事が大切な事だと思います。

例えば、

  • 手術、放射線等なら治療効果はどのくらいなのか?
  • 治療に対して合併症、後遺症が起こる可能性は?
  • その対応策はどんなものがあるのか?
  • 薬剤治療、抗がん剤なら治療効果はどのくらいなのか?
  • どういう副作用が起こるのか?
  • 副作用はどのくらいの期間なのか?

などを、担当医に事前に聞いておく事で、『自分の命は自分で守る!』という役に立つのではないでしょうか。

どんな治療にもメリット・デメリットはあると思います。

そのデメリットを出来る限り防ぐために、情報と知識を蓄えて『自分に出来ることは何か?』を考え、少しでも治療効果を高める対応をすることがとても大切だと思います。

そして、【後悔のない治療を受けてほしい。】と思います。

ガンに対して情報と知識を持つ!:元末期ガン患者の経験