肝臓がんをはじめ、ガンという病気を患うとこれまでの生き方、生活習慣などを反省する方は多いのではないでしょうか。

私もその一人です。

ガンと食事について調べてみました。

ガンに良い食事?

ガンに良い食事についての情報も多く見受けられるようになりました。

  • 玄米採食を主とした食事療法
  • 無添加の自然食品を主とした食事療法
  • 無農薬の食品を主とした食事療法
  • 無農薬野菜ジュースを主とした食事療法

などが挙げられます。

また、生活習慣の中でも食生活の重要性が良く提案されています。

  • 適切な摂取カロリー・減塩
  • バランスの良い食事を心掛ける
  • 1日3食きちんと食べる

という事が基本とされているようです。

これらを踏まえて書店では、

『食事でガンが治る』

『ガンが消えていく食事』

『食事で余命数ヶ月のガンが消えた』

『手術・放射線・抗がん剤の三大療法を用いても手の施しようが無かったガン患者さんが食事療法を始めてガンが治った!』

などの書籍を時々見かけます。

確かに毎日の食事は大切なことだと思います。

ただ、ガンと食事に関する情報が多いことから、悩まれる方も多いのではないでしょうか?

食事はバランス良く食べる!

『食事はバランス良く食べる!』私の食事に対する考え方は、闘病中から現在も変わってはいません。

ではその《バランス》とは?!

バランスの良い食事として、主食・主菜・副菜・乳製品・果物の5品目を摂り入れる事が理想と言われています。
【主食】   ご飯、パン、麺類など

【主菜】   肉、魚、卵、大豆などの料理

【副菜】   野菜、キノコ、海藻などの料理 (×2)

【乳製品】  牛乳など

【果物】
など、1日30品目程度の食品を摂取することが理想と言われています。

私は延命としての肝臓移植を断り、身体の免疫力を高めて、イチかバチか3ヶ月の余命宣告を受けた末期ガンと闘う決断をしました。

身体の免疫力を高めるためには、出来るだけ『バランス』を考え、『食べられるものは何でも食べる!』事を実践しました。

常にガンと闘える体力(免疫力)を付ける事だけを考え闘病生活を送っていました。

今思えば、今から数十年前、私は食事(栄養素)の重要性について教えて頂いたことがありました。

その時の知識を知らず知らずのうちに実践していたように思います。

そして闘病から約1年8ヶ月後、私の身体から肝臓ガン(腫瘍)が消えました。

克服から再発も無く、お陰様で元気に過ごしています。

私は、肝臓ガンと食事について、『食事はバランス良く食べる!』ということが大切な事だと思っています。

そんな日々の積み重ねが、健康維持やガン予防などに繋がるのではないかと思っています。

また、ガンと闘う上においても大切なことだと思っています。

元末期がん患者であった私の経験から・・・。

食事はバランスが大切:元末期がん患者の経験