私は元末期の肝臓がん患者でした。今回は自分の肝臓がんの原因について調べたことをお伝えしたいと思います。

肝臓がんも他の部位のがんと同じく、【原発性の肝臓がん】と、他の臓器からの転移によって起こる【転移性の肝臓がん】に分けられます。

原発性肝臓がん、そして転移性肝臓がんと診断される人は、年間約4万人と言われ、その内約3万人以上の人が亡くなっているとも言われています。

原発性は肝炎ウイルス感染が多い

原発性、いわゆるその人のガンの最初の発症部位が肝臓である【肝臓がん】と診断される人の80%以上は、肝炎ウイルス感染からの発病が多いようです。

特に、

  • B型(HBV)肝炎ウイルス
  • C型(HCV)肝炎ウイルス

が多いそうです。

私は【C型(HCV)肝炎ウイルス】でした。

元末期ガン患者である私の肝臓がんの原因は、【C型(HCV)肝炎ウイルス】感染で、原発性の多発性肝臓がんと診断されました。
しかし、【C型(HCV)肝炎ウイルス】にいつ?どこで?感染したのかは未だに不明です。



B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染すると?

B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染すると人の身体はどのように変化していくのでしょうか。

身体には免疫機能(細胞)が備わっているので、ウイルスなどに感染すると、排除しようと、ウイルスを攻撃します。
その時に肝臓の細胞を一緒に破壊してしまうため、肝臓に炎症が起こり肝炎になると言われています。

肝炎ウイルスに感染してから約2週間~1ヶ月後に急性肝炎を起こすようですが、その後約60~80%の人は治らずに慢性化になるようです。

慢性化になると、破壊される肝臓の細胞が増え、肝硬変へと進行すると、肝臓ガンの発症率も高くなると言われています。

不安がある方は早めに血液検査を受けて下さい!

私の経験からも、不安がある方は一度、B型肝炎、C型肝炎ウイルスの感染の有無について血液検査を受ける事を強くお勧めします。
ちなみに現在は、C型肝炎治療薬ですが、新たな新薬によって治癒力が大幅に高まっていると言われています。

不安を感じたら早めに血液検査を!:元末期がん患者の経験