肝臓がんと寒気についてですが、肝臓がん患者さんでなくても、寒気は多くの方が経験されていると思います。

普通、寒気と言うと、冬の季節や風呂上がりなどなら分かりますが、元肝臓がん末期患者だった私が大変だった寒気は【夏】でした。

健康な人であれば、暑い夏でも朝の時間帯でしたら過ごしやすいかと思います。

ですが私には、そんな過ごしやすい時間帯でも、異常な寒気を感じ、更には妻に頼んでストーブに火をつけてもらったりしていました。

寒気は発熱の前兆とも言われていますが、末期がん闘病中の私の体温はいつも【38度前後】あったので、そう思うと私の寒気も発熱から来ていたのかなと思うところもあります。

体温が上昇すると免疫力が高まる

話しは変わりますが、一般的は人の体温は【平均36.5度】と言われています。

しかし、最近ではそれよりも低い『低体温症』といわれる人も多くなっているそうです。

人間の体は、身体の中に風邪(ウイルス)や細菌などが侵入してきた時は、体温を上昇してウイルスや細菌などの活動を弱めさせる自己防衛機能が備わっています。

このように、人間の体は体温が上昇すると免疫力が高まりますが、発熱時には体温を逃さないように血管を閉じて、体表面の血流を低下させるそうで、それが『寒気の症状』となろそうです。

そんな寒気への対策は、

  • 部屋を暖める
  • 厚着をする
  • 温かい飲み物を飲む
  • などが、良さそうです。

夏でもストーブを付けるほど寒気を感じていました:元末期がん患者の経験