がんの進行度(初期~末期)は、【ステージ】で知る事が出来るようになっています。

私は余命3ヶ月の宣告を受けた元末期がん患者なので、ガンの【ステージ】は肝臓がん患者になってしまった当時から自分なりに調べていました。

肝臓がんの進行度(ステージ)

肝臓がんの進行度(ステージ)は、

  • がんの個数
  • がんの大きさ
  • 脈管への侵襲
  • 転移の有無

を頼りに5つのステージ(進行度)に分類されます。

ステージⅠ(1)
ガンが単発で、直径2cm未満
肝臓がん初期で自覚症状が無い(感じない)ケースが多い。
また、「脈管への侵襲は見られない」、「リンパ節や他の臓器に転移が無い」ことで、【早期がん】と判定されます。
ステージⅡ(2)
ガンが2個以上、直径2cm以上、脈管への侵襲あり。リンパ節や他の臓器への転移は認められない。
人によっては食欲不振・全身倦怠感・肝炎・肝硬変の症状が現れることもある。
ステージⅢ(3)
ガンが2個以上、直径2cm以上、脈管への侵襲は2つ当てはまる。リンパ節や他の臓器への転移は認められないが、転移する可能性は高い。
腹水、黄疸などが強く現れることもある。
ステージⅣA(4A)
ガンが2個以上、直径2cm以上、脈管への侵襲全て当てはまる。または、ステージに関わらず周囲のリンパ節への転移が認められることでいわゆる【肝臓がん末期】と呼ばれる症状に入る。
腹水、黄疸、ミゾオチのしこり、背中や腰の痛み、体重減少、貧血など全ての症状が重くなる
ステージⅣB(4B)
リンパ節や他の臓器への遠隔転移が認められる。肝臓癌だけではなく、転移先の臓器に応じた症状が現れる。
背中や腰、腹部の痛み、吐血、出血、むくみ、腹水、胸水、呼吸困難などの苦痛を強いられる。また、意識障害、抑うつ、こん睡など神経障害が重くなることが予想される。

私なりに肝臓ガンのステージ(進行度)を調べてみましたが、私の肝臓にあったガンは10円玉大の大きさのガンが3つと、5cm以上のガンが1つでした。
それらを考えると余命宣告を受けてしまうのも頷けます。